リフォーム営業マンは何でも売れます!転職で業種が変わっても通用する人、しない人の違い!

建築営業の転職・キャリア

転職で業種が変わっても通用する人、しない人の違い

転職というと、どうしても「同業種のほうが有利」「異業種は不利」と考えられがちです。
たしかに、まったく同じ仕事の経験がある人のほうが、最初は分かりやすく評価されやすい部分はあります。

でも、実際にいろいろな現場や会社を見てきて思うのは、業種が変わっても通用する人はちゃんと通用するということです。
逆に、同じ業種の中だけを動いていても、なかなか通用しない人もいます。

この差は、単に職歴の多さでも、資格の有無でもないと思っています。
もっと大きいのは、自分がやってきたことをどう価値として持ち込めるか、そして新しい環境でも結果を出せる再現性があるかです。

私は建築・リフォームの仕事の中で転職を重ねてきましたが、その経験の中で見えてきたのは、転職で本当に問われるのは「この業界を知っているか」だけではなく、「どこへ行っても通用する土台があるか」だということでした。
今回は、建築・リフォームに限らず、転職で業種が変わっても通用する人、しない人の違いについて、自分なりに整理して書いてみます。


通用する人は、職歴ではなく「何ができるか」で勝負している

転職で業種が変わるとき、まず不安になりやすいのは「この業界の経験がないこと」だと思います。
たしかに、未経験という言葉だけを見ると弱く感じます。
でも、実際の現場で見られているのは、未経験かどうかだけではありません。

通用する人は、職歴を並べるだけではなく、その経験で何ができるようになったのかを言葉にできます。
たとえば営業なら、単に営業をしていましたではなく、
新規開拓ができる
既存客との関係づくりができる
提案型で進められる
数字を追いながら改善できる
クレーム対応や調整もできる
というふうに、自分の力を分解して見せられます。

一方で通用しにくい人は、「前職ではこういう会社にいました」という話で止まりやすいです。
でも会社が知りたいのは、どこにいたかより、入社後に何をしてくれるのかです。
この違いはかなり大きいと思います。


通用する人は、自分の経験を新しい業界の言葉に変えられる

業種が変わるときに大事なのは、経験そのものより、経験の翻訳ができるかどうかです。
これはかなり重要だと感じています。

たとえば、前の業界でやっていたことが、そのまま同じ名前で次の会社に存在するとは限りません。
でも、仕事の中身を見れば、意外と共通する部分はあります。

お客様との信頼関係づくり。
数字への責任。
段取り。
社内外の調整。
問題が起きたときの対応。
利益を見ながら進める感覚。
こういうものは、業界が変わっても必要とされることが多いです。

通用する人は、前職の経験を「うちの業界では関係ない」と切らせません。
そうではなくて、
「前の仕事でやっていたこの力は、御社ではこう活かせます」
というふうに変換して見せられます。

反対に通用しにくい人は、前の業界の言葉のまま話してしまいます。
それだと相手の中でつながりにくく、「この人は結局何ができるんだろう」で止まりやすいです。


通用する人は、「未経験です」の言い方が違う

異業種転職で、未経験であること自体は仕方のないことです。
問題は、その未経験をどう扱うかです。

通用しない人は、未経験という言葉をそのまま弱みとして置いてしまいます。
「この業界は初めてなので、勉強させてもらえれば」
「未経験ですが頑張ります」
もちろん謙虚さは大事ですが、それだけでは相手から見ると不安が残ります。

一方で通用する人は、未経験であることを認めながらも、
「業界の知識はこれから学ぶ部分がありますが、数字を追う姿勢や顧客対応、関係構築の部分は前職で結果を出してきました」
というふうに、変わる部分と変わらない部分を分けて話せます。

この話し方ができると、相手も判断しやすくなります。
全部が未知ではない、この人には持ち込みできる力がある、と見えやすいからです。

未経験をどう説明するかで、転職の空気はかなり変わると思います。


通用しない人は、「入ること」が目的になっている

これは業種が変わる転職で特に出やすいと思うのですが、通用しにくい人は、転職の目的がその会社に入ることだけになりやすいです。
だから、面接でも条件面や受け入れてもらうことばかりが前に出ます。

もちろん、転職である以上、入社は大事です。
でも、本当に見られているのはその先です。
入ってから何ができるのか。
どのくらい早く戦力になりそうか。
周りとうまくやれそうか。
学びながら結果を出せそうか。
こういう部分が見られています。

通用する人は、入社したい気持ちがあっても、視点はもっと先にあります。
「この環境なら自分の経験をこう活かせる」
「ここでさらにこういう力を積める」
というふうに、入社後を見て話しています。

この差は、言葉の端々に出ます。
入ることが目的の人は受け身に見えやすく、入ってからの価値を考えている人は前向きに見えやすいです。


通用する人は、相手の会社に合わせて自分を見せている

転職で業種が変わるときほど、相手の会社のことをよく見る必要があります。
なぜなら、同じ異業種転職でも、会社によって求めているものがかなり違うからです。

教育前提で人を見ている会社もあれば、すぐ動ける人を探している会社もあります。
チームワーク重視の会社もあれば、自走力を強く求める会社もあります。
つまり、自分の強みをそのまま押し出すだけでは足りず、相手が欲しがる形で見せる必要があるということです。

通用する人は、ここがうまいです。
全部を盛り込むのではなく、その会社で必要とされそうな要素を前に出しています。
逆に通用しにくい人は、どこへ行っても同じ話をしやすいです。
それでは相手の中で「自社に合う人」に見えにくくなります。

転職は、自分のことを話す場であると同時に、相手に合わせて価値を伝える場でもあると思います。


通用する人は、選ばれるだけでなく「見極める」視点も持っている

異業種転職では、受かるかどうかに意識が寄りすぎてしまうことがあります。
でも、通用する人ほど、ただ選ばれることだけを考えていません。
むしろ、その会社が自分の力を活かせる場所かどうかも見ています。

これはとても大事です。
どんなに頑張っても、自分の強みが活きにくい環境に入れば、結果は出しにくくなります。
逆に、業界が変わっていても、自分の力が活かせる構造の会社なら早く馴染めることがあります。

通用する人は、面接で見られながら、同時に見ています。
会社の雰囲気。
話し方。
現場感。
求めている人物像。
ここを見ながら、自分がその環境で戦えるかを判断しています。

転職は、入れれば勝ちではありません。
入ってから積み上がるかどうかまで考えて動ける人のほうが、やはり強いと思います。


業種が変わっても最後に効くのは、信頼される基本動作だと思う

結局、どの業種でも変わらないものがあります。
それは、仕事の中身が違っても、信頼される人の基本動作はあまり変わらないということです。

話を聞く。
約束を守る。
数字に責任を持つ。
分からないことをごまかさない。
調整から逃げない。
目の前の相手を雑に扱わない。
こういうことは、どの仕事でも結局見られています。

異業種転職で本当に強い人は、専門用語の多さで勝負していません。
それよりも、「この人は入社後もちゃんと信頼を積み上げそうだ」と思わせるものがあります。
この部分は、どの業界でもかなり大きいと思います。

だから私は、転職で業種が変わることより、信頼を積める人かどうかのほうが、長い目で見れば大事だと感じています。


異業種でも通用する力は、独立や起業を考えるとさらに大事になる

ここから先は、次の記事につながる話でもあります。
業種が変わっても通用する力というのは、単に転職のためだけのものではないと思っています。

なぜなら、独立や起業を考えるようになると、今度は「会社の看板がなくても通用するか」が問われるからです。
どこへ行っても通用する人というのは、会社名に頼らずに、自分の力や信頼で価値を出せる人でもあります。

経験を翻訳できること。
新しい環境でも結果を出せること。
相手を見て自分の価値を伝えられること。
信頼を積み上げられること。
これらは転職でも大事ですが、実はその先の独立・起業でもかなり大事になってきます。

転職で通用する力を考えることは、そのまま「自分ひとりでも通用する力とは何か」を考えることにつながっていくからです。


まとめ

転職で業種が変わっても通用する人としない人の違いは、単に業界経験の有無だけではないと思います。
大きいのは、自分がやってきたことをどう価値として見せられるか、そして新しい環境でも再現できる力があるかどうかです。

通用する人は、職歴を並べるだけではなく、何ができるかを言葉にできます。
前職の経験を新しい業界の言葉に変えられます。
未経験の部分と持ち込める力を切り分けて話せます。
相手の会社を見て、自分の見せ方を調整できます。
そして、選ばれるだけでなく、自分に合う場所かどうかも見ています。

逆に、通用しにくい人は、入ることだけが目的になりやすく、自分の経験を価値として整理しきれないまま面接や転職活動に入ってしまいます。
その差は、業種以上に大きいかもしれません。

そしてこの話は、ここで終わりではないと思っています。
業種が変わっても通用する力は、次に考えていく独立や起業にもつながる力です。
会社を変えても通用する人は、やがて会社に頼りきらずに仕事を作る側へも近づいていける。
私はそんなふうに感じています。

わたしのつぶやき

業種が変わっても通用する人は、職歴を持ち歩いているのではなく、どこでも価値に変えられる力を持ち歩いているのだと思います。

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